未来のS2000? 最新の自動運転車? 窓もなければドアもない! ホンダが公開したこの「車両」はいったい何?
ホンダが謎の「車両」を発表した。窓もなければドアもなく、自動で作業を行う便利なものだという。この異様な物体、いったい何者?
ホンダは7月19日、ロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデル「ミーモHRM 2500ライブ」と「グラス ミーモHRM4000ライブ」を発表した。謎の物体とはこいつだったわけだ。
もともとホンダには、4輪と2輪のほかに「パワープロダクツ(汎用機)」という部門があり、耕運機や発電機といった製品をリリースしてきた。その製品の一つに芝刈り機もあるのだが、その最新のプロダクトが電動ロボット芝刈り機ミーモというわけだ。
ホンダが謎の「車両」を発表した。窓もなければドアもなく、自動で作業を行う便利なものだという。この異様な物体、いったい何者?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
ホンダは7月19日、ロボット芝刈り機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデル「ミーモHRM 2500ライブ」と「グラス ミーモHRM4000ライブ」を発表した。謎の物体とはこいつだったわけだ。
もともとホンダには、4輪と2輪のほかに「パワープロダクツ(汎用機)」という部門があり、耕運機や発電機といった製品をリリースしてきた。その製品の一つに芝刈り機もあるのだが、その最新のプロダクトが電動ロボット芝刈り機ミーモというわけだ。
ミーモは、あらかじめエリアワイヤー(作業エリアを識別するための信号を発信する銅線)で指定した範囲の芝刈/草刈作業を、設定したプログラムに従って自動で行う電動ロボット。いわばルンバのお庭バージョンといったところか。
「ミーモHRM 2500ライブ」は芝専用で、「グラス ミーモHRM4000ライブ」は雑草もいける。大容量バッテリーを搭載していて最大4000平米の敷地に対応するという(グラスミーモ)。バッテリーがなくなれば自動で充電ステーションにもどるところはルンバと同様だ。
両機のすごい点は、通信機能を備えていてスマホアプリによる遠隔制御ができること。稼働スケジュールの設定から稼働状況の確認、さらには芝生の育成を左右する天候に連動した各種設定の変更機能も付いているという。
悔しいかな、筆者はマンション住まいのためミーモは必要ないが、敷地の広い戸建て住宅やゴルフ場、公園といったところでミーモは活躍する。気になるお値段だが、「ミーモHRM 2500ライブ」が56万8150円、「グラス ミーモHRM4000ライブ」が67万8700円なり!(いずれも税込)