投資信託「以外」にもほったらかし投資の選択肢がある。「臆病でもできる投資戦略」を伝授!

AI要約

サラリーマン投資家、松田二朗さんの投資戦略として、臆病でもできる方法が紹介されています。

投資先を長期保有し、日々の価格変動を気にせずに資産を増やす手段が提示されています。

投資信託や実物資産投資を組み合わせて、リスクを分散させながら資産を増やすことが提案されています。

投資信託「以外」にもほったらかし投資の選択肢がある。「臆病でもできる投資戦略」を伝授!

5年で資産を倍増させたサラリーマン投資家、松田二朗さんが伝授するのは、「臆病でもできる投資戦略」。

松田さんの初著書『5年で資産を倍にする「ずぼら長期投資」』では、自身の投資失敗談や不動産投資で気をつけるべき点などが紹介されています。

本書から一部抜粋してお届けします。

■「ほったらかし投資」の2つの手段

 もともと私は、個別株への投資で大きな損失を出したことが二度あり、それ以降、投資に対して完全に腰が引けてしまっていました。ただ、二度目の失敗から5年ほどがたった頃、ある程度の貯蓄ができ余裕ができたので、過去の失敗を糧に投資で資産を増やす方法を考え始めました。

 過去の失敗の原因は、日々の価格変動に一喜一憂し、下がり切ったところで狼狽売りしたことだったので、投資先は日々の価格変動を気にせず長期保有できる商品にしようと考えたのです。

 私が選択したのは、次の2つです。

①NISAを活用した投資信託による積立投資

②ずぼら長期投資(アンティークコイン、ウイスキーカスクなどの実物資産投資)

 どちらも、商品の選定次第では、年利10%をねらうことが可能ですが、①と②を併用することで、投資先の分散によるリスクヘッジができます。

 最も重要なことは、長期的な傾向をきちんと調べた上で、日々の細かな価格変動を気にせず、とにかく「ほったらかす」ことです。

 ①のポイントは、投資信託を一定額で毎月購入し、積み立てていくことです。いわゆる「ドルコスト平均法」という投資方法ですが、毎月一定数を購入する場合に比較して、購入単価を下げることが可能です。

 ②の投資先に関してですが、年利10%超をねらえる商品を見つけ出すことは可能です。

 いきなり高額なものに投資するのは金額的にも心理的にもハードルが高いので、数十万円台くらいから購入できる商品があるかどうかを確認して投資するといいと思います。