東証、午前終値は3万9952円 2週間ぶり4万円割れ、米株安で

AI要約

東京株式市場で日経平均株価が4万円の節目を割り込み、投資家心理が悪化し売り注文が相次いだ。

午前終値は前日比173円73銭安の3万9952円62銭となり、平均株価は一時300円を超える下げ幅となった。

割安感が出たIT関連銘柄や輸出関連銘柄が買われ、外国為替市場で円安ドル高が進む中、上昇に転じる場面もあった。

 19日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が一時4万円の節目を割り込んだ。4万円を下回るのは取引時間中として2日以来、約2週間ぶり。前日の米国市場で主要株価指数がそろって下落したため投資家心理が悪化し、売り注文が相次いだ。

 午前終値は前日終値比173円73銭安の3万9952円62銭。東証株価指数(TOPIX)は18.16ポイント安の2850.47。

 平均株価は一時、下げ幅が300円を超えた。売り一巡後は上昇に転じる場面もあった。前日の急落で割安感が出たIT関連銘柄が買い戻された。外国為替市場で円安ドル高が進んだのを手がかりに輸出関連銘柄にも買いが入った。