旅客機燃料不足、じくじたる思い　石油連盟会長、量は確保

AI要約

石油連盟会長は、旅客機用燃料の不足について供給側の困難さを述べたが、燃料自体は十分確保されていると説明。

輸送体制の強化により、今後の供給には問題がないとの見解を示した。

航空会社との情報共有が重要であり、需要側からの情報に適切に対応することが供給安定につながると強調。

　石油連盟の木藤俊一会長（出光興産社長）は18日の定例記者会見で、旅客機用の燃料が全国各地の空港で不足していることについて「供給側としてじくじたる思いがある」と述べた。燃料自体は十分な量を確保できていると説明。輸送船やタンクローリーの運転手確保など輸送体制を強化することで、今後の供給に問題はないとの認識を示した。

　木藤氏は、空港ごとの需要量を事前に把握することが重要だと指摘。航空会社が石油元売り各社に運航計画を共有する仕組みづくりは官民の特別チームで進められており、「需要側からの情報で適切に対応すればしっかり供給できる」と強調した。

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