80年代の初代パンダが現代に復活!? フィアット新型「グランデパンダ」初公開! 新たな世界戦略車は全長4mの5人乗りコンパクトカー

AI要約

ステランティスのFIATは2024年7月11日、イタリア・ミラノで新型「Grande Panda」を世界初公開。

新型グランデパンダはコンパクトなボディで際立ち、フィアットの新たな国際戦略車。

EVとハイブリッドバージョンの展開が予定されており、EV版は199マイル以上の航続可能距離を実現。

80年代の初代パンダが現代に復活!? フィアット新型「グランデパンダ」初公開!  新たな世界戦略車は全長4mの5人乗りコンパクトカー

 ステランティスの伊ブランド、FIAT(フィアット)は2024年7月11日、イタリア・ミラノで開催されたフィアット125周年記念イベントにて、新型「Grande Panda(グランデパンダ)」を世界初公開しました。

 新型グランデパンダは同年6月に写真および動画が公開された、フィアットの新たな国際戦略車です。

 トリノにあるフィアットのチェントロスティーレ(スタイルセンター)で設計された新型グランデパンダは、Bセグメントの平均である全長4.06mをわずかに下回る、3.99mというコンパクトなボディながら、他のBセグメント車よりも際立っています。

 スリーサイズは全長3990mm×全幅1760mm×全高1570mmというボディで、荷室容量は361リッターを確保しています。

 新型グランデパンダのサイドシルエットは、直線基調でキャビンとグラスエリアを確立した、1980年代の名車「パンダ」を彷彿とさせます。

 フロントまわりには独特の新しい個性があり、ボリューム感もあります。正確な直交線を多用して、スクエアメッシュの黒いアッパーグリルからヘッドランプまで、ピクセル風にデザインされています。

 バンパーの下部中央にはSUV風のスキッドプレートを備え、オパールキューブで構成されたヘッドランプは、フィアットのリンゴット工場の正面窓をインスパイアしています。さらに、デイタイムランニングライトはターンシグナルにも変わります。

 クラシック「パンダ4×4」をオマージュして、「PANDA」のロゴはドアに3次元印刷されています。

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 新型グランデパンダは、EVバージョンとハイブリッドバージョンが用意される予定です。

 EVは44kWhのバッテリーと83kWのモーターを搭載、WLTP複合モードで199マイル(320km)以上の一充電航続可能距離を実現します。