【ん!? コレ、ナンダ】100系ハイエースとボンゴのオーナー(兄弟)! ホイールキャップ&カジュアルメイクで魅せる2台
サーファー兄弟が自由気ままなカジュアルメイクで商用車をCOOLに演出している。
波待ちから車中泊まで快適に楽しめる箱車を愛用している彼らは、"70年代のサーファースタイルをイメージしたカスタムを楽しんでいる。
ホイールキャップカスタムなど、型にとらわれない工夫を凝らした彼らのアプローチが際立っている。
絶妙なカジュアルメイクで
商用車をCOOLに演出☆
BASE CAR:ハイエース・バンS-GL/2003年型、ボンゴ・GL/1997年型
波待ちから車中泊まで快適に楽しめて、サーファー人気の高い箱車。
そんな実用性とともに自由気ままなカスタムを楽しんでいるのが、この100系ハイエースとボンゴのオーナー(兄弟)だ。
四季問わず、各地の海へ繰り出すほど熱心なサーファーである弟サンは100系、セレナと実用性重視でノーマルのまま乗り継いでいたのだが、飾らないラフさがカッコよく感じていたボンゴへ乗り換えた際に、カスタムの魅力へと開眼!
’70年代のサーファースタイルをイメージしつつ、経験豊富な兄からアドバイスをもらってカジュアルなカスタムを楽しんできた。
一方、クラウン・バンをメインカーとしてカスタムと波乗りの双方から楽しんでいたお兄サンも、箱車カスタムの盛り上がりやロワードのノウハウ充実へ刺激され、100系を新たに増車。
弟と同じく’70年代のサーファースタイルをコンセプトにして、ゆるーくカジュアルなカスタムを進めている。
そんな2人が目指すのは、西海岸で波乗りを楽しむサーファーのワーゲンバスといった仕上がり。
低く構えたカジュアル仕立てのボディに、ツラウチでマッチングしたホワイトリボンの足元。
大口径ホイールを履く箱車カスタムには目もくれず、この兄弟は「いかに小さく、ナローな履きこなしで仕上げるか」を徹底してこだわってきた。
ここで注目すべきは、通常ならアレンジ幅がない鉄チンの足元を自由自在にイメチェンできるホイールキャップカスタム。
’50~’70年代と豊富に取りそろえたクラシカルデザインのキャップを日々の気分で使い分け、効果バツグンの魅せワザとして活用しているのだ。
型にはまらず引き出す味わい深さ。このノリこそが、商用車たる箱車カスタムのベストアプローチといえるだろう。
『カスタムCAR』2019年9月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)