ビール回帰が本格化!今年上半期の販売実績が7%アップし30年で初めて3年連続のプラス 税率引き下げ追い風に

AI要約

酒税改正によるビール税率引き下げで市場が好調に推移しており、2024年1月から6月の販売実績が7%増加した。

発泡酒登場以来30年ぶりに3年連続のプラス成績を収めており、ビールの構成比も16年ぶりに半数を超えている。

サッポロは販売数量が上昇している一方、サントリーやキリン、アサヒはそれぞれ販売量や販売額で減少傾向にある。

ビール回帰が本格化!今年上半期の販売実績が7%アップし30年で初めて3年連続のプラス 税率引き下げ追い風に

暑い夏に飲みたくなる「ビール」が酒税改正を追い風に好調です。

酒税改正で、「ビール」の税率が引き下げられるなか、2024年1月から6月のビールの販売実績は、市場全体で去年の同じ時期と比べて7%増えたと推計されるということです。

3年連続でプラスになるのは発泡酒ができて以降、30年間で初めてです。

また、ビールの構成比は16年ぶりに半数を超え、ビール回帰が進んでいます。

第三のビールなども含めた「ビール類」では、サッポロの販売数量が1%増え、サントリーが5%キリンが2%それぞれ減り、アサヒは販売額で1%減りました。

ビールが好調の一方で、増税した第3のビールが大幅に落ち込んだことなどから、ビール類市場全体としては2%減っています。