ESOTERIC、フォノアンプ「Grandioso E1」TIASで参考出品。独自のXLR入力や光カートリッジ専用入力搭載

AI要約

エソテリックは、Grandiosoシリーズ初のフルバランスフォノアンプ「Grandioso E1」を7月26日から3日間開催される「2024東京インターナショナルオーディオショウ」に参考出品する。

ESOTERICブランド創設35周年を記念した初のアナログ・ターンテーブル「Grandioso T1」に続く、Grandiosoシリーズ・アナログ再生用コンポーネントの第2弾として開発。「E1は、T1とともに、アナログ再生のルネッサンスと呼ぶにふさわしい技術革新により、今までにないリスニング体験を提供する」という。

フォノアンプ本体から、電源・コントロール部をセパレートした2シャーシ構成を採用。振動やノイズの原因となる電源部、コントロール部、ディスプレイ部を別シャーシとすることで、オーディオ信号を極めてピュアに増幅できるという。

ESOTERIC、フォノアンプ「Grandioso E1」TIASで参考出品。独自のXLR入力や光カートリッジ専用入力搭載

エソテリックは、Grandiosoシリーズ初のフルバランスフォノアンプ「Grandioso E1」を7月26日から3日間開催される「2024東京インターナショナルオーディオショウ」に参考出品する。価格は未定で、2024年秋頃に発売予定だという。

ESOTERICブランド創設35周年を記念した初のアナログ・ターンテーブル「Grandioso T1」に続く、Grandiosoシリーズ・アナログ再生用コンポーネントの第2弾として開発。「E1は、T1とともに、アナログ再生のルネッサンスと呼ぶにふさわしい技術革新により、今までにないリスニング体験を提供する」という。

フォノアンプ本体から、電源・コントロール部をセパレートした2シャーシ構成を採用。振動やノイズの原因となる電源部、コントロール部、ディスプレイ部を別シャーシとすることで、オーディオ信号を極めてピュアに増幅できるという。

MCカートリッジが発電した電流をそのまま受け取る独自のカレント入力バランス端子(XLR)を3系統搭載。カートリッジのコイルで発電される信号を負荷抵抗で受け、電圧に変換する一般的な方式に比べ、信号のロスが極めて少なく、負荷抵抗のマッチングを気にする必要がないとのこと。「カートリッジが本来持っている音をありのままに再生することができ、演奏のリアリティーをそのままに再現できる」とする。

光カートリッジ専用のRCA入力端子も1系統装備。フォノアンプ、電源部を含むすべての回路は、光カートリッジ専用に完全に独立した専用設計で、「光カートリッジならではの鮮明なサウンドを楽しめる」という。

電圧入力専用RCA端子1系統を装備。使用するカートリッジに合わせて負荷抵抗(MCカートリッジ)、負荷容量(MMカートリッジ)を選べる。入力信号は直後に増幅・バランス化され後段のフルバランス回路に入力する事で、高音質再生を可能にした。

様々なEQカーブに対応。一般的なRIAAカーブの他、Columbia、Decca、NAB、Teldec、AESなどの代表的なEQカーブを選べる。EQパラメーターを個別にカスタマイズすることで、最大4つのカスタムEQ設定をプリセットも可能。

出力バッファーアンプは、Grandioso C1Xを踏襲し、大規模な物量を投入。2,000V/μsというハイスピードなスルーレートを誇る「ESOTERIC-HCLD(High Current Line Driver)」を一つの信号ラインに対してパラレル構成で搭載。プリアンプへ強力かつハイスピードに信号を送り出すことで、躍動感あふれるサウンドを実現。出力レベルは、カートリッジに合わせて細かく調整できる。

セパレート型の電源部は、内部で4系統(右チャンネル/左チャンネル/光カートリッジ用フォノアンプ/コントロール回路)を独立させ、フォノアンプ本体との接続は、3本の専用DCケーブル(右チャンネル/左チャンネル/光カートリッジ用フォノアンプ)で行なう。電源を4系統に独立させることで、回路間の相互干渉を防いでいる。