日経平均、続落…131.67円安の「40,780.70円」で取引終了。“短期的な過熱感”に警戒か【7月8日の国内株式市場概況】

AI要約

2024年7月8日(月)の日経平均株価は、前週末の終値を挟んで揉み合いの展開でした。結局、131.67円安の40,780.70円で取引を終えました。

日経平均株価の上位銘柄はファーストリテイリング、ダイキン工業、ソフトバンクグループなどで、下位銘柄は東京エレクトロン、ファナック、安川電機などとなりました。

東証プライム市場では16億6,100万株が取引され、倉庫・運輸関連業や精密機器が上昇し、海運業や電気・ガス業が下落しました。

日経平均、続落…131.67円安の「40,780.70円」で取引終了。“短期的な過熱感”に警戒か【7月8日の国内株式市場概況】

2024年7月8日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

7月8日の日経平均株価は、前週末の終値を挟んでもみあう展開に。後場寄り後、早いタイミングで41,110円台まで上昇しましたが、その後は短期的な過熱感が警戒されるなか、大引けにかけて売りが強まりました。結局、日経平均株価は前日比131.67円安の40,780.70円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが53銘柄、値下がりが171銘柄、変わらずが1銘柄。

日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファナック〈6954〉、安川電機〈6506〉、リクルートホールディングス〈6098〉、本田技研工業〈7267〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ダイキン工業〈6367〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、第一三共〈4568〉、KDDI〈9433〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億6,100万株、売買代金は3兆9,025.21億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、倉庫・運輸関連業、精密機器、医薬品、食料品、繊維製品などが上昇した一方、海運業、電気・ガス業、鉄鋼、保険業、銀行業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三井松島ホールディングス〈1518〉で+705円(+14.34%)の5,620円、2位がタナベコンサルティンググループ〈9644〉で+131円(+9.72%)の1,479円、3位がジンズホールディングス〈3046〉で+335円(+8.71%)の4,180円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がハイデイ日高〈7611〉で-194円(-6.58%)の2,756円、2位がユーグレナ〈2931〉で-36円(-6.46%)の521円、3位が日本ペイントホールディングス〈4612〉で-63.7円(-6.07%)の986.3円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは46銘柄、年初来安値を更新したのは34銘柄でした。