女性の8割超が「管理職はイヤ」 理由の2位は「責任を増やしたくない」、1位は?

AI要約

20~50代の女性の管理職希望率は14.2%であり、30代が最も高い18.9%、50代が最も低い10.9%だった。

管理職に就きたいと思わない人の理由は、「興味がない」「責任を増やしたくない」「精神的なプレッシャーを負いたくない」というものが多かった。

管理職になる上で求めることは「給与の大幅アップ」「プライベートを犠牲にしない働き方」だが、実際にはその環境が整っても管理職になりたいと思う人は23.8%にとどまり、「個のスキルを磨くこと」に重点が置かれているようだ。

女性の8割超が「管理職はイヤ」 理由の2位は「責任を増やしたくない」、1位は?

 管理職に就きたいと思う女性は、どの程度いるのか。ラグザス(大阪市)が調査結果を発表し、20~50代の女性で管理職を希望する人の割合は14.2%だった。年代別に見ると、希望する人の割合は30代(18.9%)が最も高く、50代(10.9%)が最も低かった。

 管理職に就きたいと思わないと回答した人の理由では「興味がないから」(36.2%)が最多。「責任を増やしたくない」(35.4%)、「精神的なプレッシャーを負いたくない」(34.8%)が続いた。

 管理職になる上で求めることでは「給与の大幅アップ」「プライベートを犠牲にしない働き方」といった声があった。一方、そうした環境が整ったら管理職になりたいと回答した人は23.8%にとどまり、同社は「『管理職に興味がない』と考えている女性が多く、企業体制の変化から『管理職に就きたい』以上に『個』のスキルを磨きたいと考える人が多くなっている」と分析する。

 6月28日~7月1日に、インターネットで調査した。対象は20~50代女性で、回答者数は3000人。