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ビットコインが2カ月ぶり安値、マウントゴックス弁済報道などで
ビットコインは4日に2%以上下落し、5月2日以来の安値である5万7843ドルを記録した。米大統領選とマウントゴックスからの供給報道が影響している。
今週の下落率は6%以上で、eToroのアナリストはバイデン氏に代わる可能性に触れつつ、マウントゴックスの報道も注目している。
もう一つの主要仮想通貨であるイーサも1%以上下落し、3213.0ドルで取引されている。
![ビットコインが2カ月ぶり安値、マウントゴックス弁済報道などで](/img/article/20240704/66866a07740ae.jpg)
Sameer Manekar
[4日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインが4日に2%以上下落し、5月2日以来の安値となる5万7843ドルを付けた。米大統領選挙を巡る不透明感や、破綻した仮想通貨交換業マウントゴックス(東京)からのビットコイン供給報道が重荷となった。
今週に入ってからの下落率は6%以上となっている。
eToroの市場アナリスト、ジョシュ・ギルバート氏は米大統領選で民主党のバイデン氏に交代論が出ていることについて「後釜は親仮想通貨ではないかもしれない」と語った。
アナリストはまた、2014年に破綻したマウントゴックスが債権者に弁済しているとの報道に言及。IGの市場アナリストであるトニー・シカモア氏は「ビットコインの元々の購入者の一部が市場で売り始めるという見方がある」と述べた。
もう一つの主要仮想通貨イーサは1%以上下落し、3213.0ドルで取引されている。