アインHD、フランフラン買収へ 500億円、女性層向け相乗効果

AI要約

アインホールディングスが雑貨販売のFrancfrancの全株式を取得。

取得額は499億円で、顧客層や出店エリアの重なりから相乗効果を期待。

アインとフランフランは顧客層が重なるが商品カテゴリは異なるため、補完し合い共同展開の可能性。

 化粧品に重点を置いたドラッグストアを展開するアインホールディングスは3日、雑貨販売のFrancfranc(フランフラン)の全株式を取得すると発表した。

 8月下旬に国内投資ファンドやセブン&アイ・ホールディングスなどから499億円で取得する。両社の顧客層や出店エリアが重なることから買収による相乗効果を見込む。

 フランフランは20~30代の女性を主なターゲットとし、インテリアや雑貨の小売り販売事業を展開している。アインが展開する化粧品主体の「アインズ&トルペ」と顧客層が重なる一方、商品のカテゴリーは異なるため、補完し合えるという。今後、互いのプライベート商品を陳列したり、商品開発ノウハウを共有したりする。