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旧クレディS子会社に過去最高の罰金、違法な株空売り 韓国当局
韓国の金融規制当局が旧クレディ・スイス・グループの子会社に、株式空売り規制違反で過去最高額の制裁金を科すことを発表。
クレディ・スイスAGとクレディ・スイス・シンガポール・リミテッドにそれぞれ巨額の制裁金を科すことが決定された。
韓国では株式を手当せずに空売りを禁じているため、クレディ・スイスは数百億ウォン相当のネイキッド・ショートを行っていた。
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[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の金融規制当局、韓国金融委員会(FSC)は3日、旧クレディ・スイス・グループの子会社2社に、株式空売り規制違反で過去最高額の制裁金を科すと発表した。
クレディ・スイスAG(現UBS AG)とクレディ・スイス・シンガポール・リミテッドに、それぞれ169億ウォン(1217万ドル)、102億ウォンの制裁金を科す。
韓国では株式を手当せずに空売り(ネイキッド・ショート)することを法律で禁じている。FSCによると、クレディ・スイスが2021年4月7日から22年6月9日まで603億ウォン相当、クレディ・スイス・シンガポールは21年11月29日から22年6月9日まで353億ウォン相当のネイキッド・ショートを行っていた。