「シュクメルリ」は殿堂入り 松屋「復刻メニュー総選挙」、7日まで

AI要約

牛丼チェーン「松屋」が過去10年の人気メニューをファン投票で再販売する「復刻メニュー総選挙」を開催中。

今回は9つのメニューが候補に挙げられており、人気の「マッサマンカレー」やAIで味を向上させた「ごろごろチキンの和風タルタル」などが選択肢となっている。

また、前回の連続優勝メニュー「シュクメルリ鍋」は今年は参加せず、代わりに「シュクメルリハンバーグ」が登場する。

 牛丼チェーン「松屋」は、反響の大きかった過去10年のメニューの中から、ファンの投票で再販売するメニューを決める「復刻メニュー総選挙」を開催している。特設サイトで7日まで投票できる。

 総選挙は2018年に始まり、4回目の今回は「世界一おいしい」といわれるタイカレーの「マッサマンカレー」▽ニンニクしょうゆを利かせたスタミナ丼「ガリたま牛めし」▽前回2位の「たっぷりタルタルチキン南蛮」をリニューアルし、人工知能(AI)の味覚センサーでおいしさが向上したとの測定を受けた「ごろごろチキンの和風タルタル」――など9メニューから選出する。

 前回、前々回と連続で制したジョージア料理の「シュクメルリ鍋」は、今回は参加しない。6月にあった食品・食材の認証制度「ジャパン・フード・セレクション」(一般社団法人日本フードアナリスト協会主催)の外食部門で、最高賞にあたるグランプリを獲得し、「殿堂入り」した。今後は季節のメニューとして定期販売する。総選挙には代わって「シュクメルリハンバーグ」が参戦している。

 松屋の担当者は「シュクメルリ鍋定食が殿堂入りしたことから、(総選挙の)1位にどのメニューが輝くのか非常に楽しみ。皆様の清き1票をよろしくお願いします」と呼びかけている。

 投票は1日に1回できる。投票者全員に最大70円引きのクーポンが贈られる。結果は8日に発表予定。復刻販売の時期は、1位のメニューの季節感などをもとに決めるという。【嶋田夕子】