JAL、奄美3路線「還暦」東京五輪の夏に東亜航空が運航開始

AI要約

日本航空(JAL/JL、9201)を中核とするJALグループは、鹿児島-奄美大島線など奄美大島発着3路線が就航60周年を迎えたことを記念し、セレモニーを鹿児島と奄美両空港で7月1日に開催した。

鹿児島-奄美大島線は、1964年7月1日に当時の東亜航空がコンベアCV240型機で運航を開始。奄美大島-喜界島、徳之島の2路線も、1日に就航60周年の「還暦」を迎えた。

現在の奄美路線は、鹿児島空港に本社を置くグループの日本エアコミューター(JAC/JC)が主に運航。鹿児島-奄美大島線の一部はジェイエア(JAR/XM)も運航している。

JACの武井真剛社長は「3路線は東京五輪が開催された年に運航を開始し、41年前の1983年7月1日に奄美大島でJACが誕生した。2021年には世界自然遺産登録され、島民のみなさまの念願がかなった。JALグループが日本の宝である奄美群島の路線を運航しているのは誇り。これからも地域で愛されるよう、社員一丸となって安全運航に努める」と誓った。

JAL、奄美3路線「還暦」東京五輪の夏に東亜航空が運航開始

 日本航空(JAL/JL、9201)を中核とするJALグループは、鹿児島-奄美大島線など奄美大島発着3路線が就航60周年を迎えたことを記念し、セレモニーを鹿児島と奄美両空港で7月1日に開催した。奄美大島の奄美空港では、唄者の平田まりなさんが島唄を披露し、地元関係者が奄美路線発展の願いを込めて紙飛行機を飛ばした。

 鹿児島-奄美大島線は、1964年7月1日に当時の東亜航空(東亜国内航空〔TDA〕、日本エアシステム〔JAS〕を経て現在のJAL)がコンベアCV240型機で運航を開始。奄美大島-喜界島、徳之島の2路線も、1日に就航60周年の「還暦」を迎えた。

 現在の奄美路線は、鹿児島空港に本社を置くグループの日本エアコミューター(JAC/JC)が主に運航。鹿児島-奄美大島線の一部はジェイエア(JAR/XM)も運航している。

 JACの武井真剛社長は「3路線は東京五輪が開催された年に運航を開始し、41年前の1983年7月1日に奄美大島でJACが誕生した。2021年には世界自然遺産登録され、島民のみなさまの念願がかなった。JALグループが日本の宝である奄美群島の路線を運航しているのは誇り。これからも地域で愛されるよう、社員一丸となって安全運航に努める」と誓った。

 奄美空港で開かれた式典の司会は、地域の魅力を発信する「ふるさとアンバサダー」として奄美へ今年4月に移住した客室乗務員、川澄紘子さんが務めた。

 2018年入社の川澄さんは高校まで柔道、大学ではバレーボールとスポーツ好きで、奄美のダイビングスポットに関する知識も持っている。奄美大島出身のJAL鹿児島支店奄美営業所の栄正行所長は「地元の人たちにすっかり溶け込んでいる。おじいさんやおばあさんたちの懐に入っているのがすごい」と、太鼓判を押していた。