テスラ納車、予想上回り株価上昇-台数は2四半期連続で前年割れも

AI要約

テスラの納車台数は2四半期連続で前年同期を下回ったが、第2四半期は前期比で改善。イーロン・マスクは販売減少に対策を取っている。

第2四半期の納車台数は44万3956台で、アナリスト予想を上回ったが、前年同期比で4.8%減少。生産は41万831台。

テスラは今年、大規模な人員縮小や販売低迷など波乱の年。新モデルのサイバートラックの売れ行きも鈍い。

(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)大手、米テスラの納車台数は2四半期連続で前年同期を下回った。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は販売減少に歯止めをかけようと対策を取っている。

2日の発表によると、4-6月(第2四半期)の納車台数は44万3956台。アナリスト予想平均の43万9302台を上回ったが、前年同期比では4.8%減少した。前期比では改善し、1-3月(第1四半期)の38万6810台からは増加した。

第2四半期の生産は41万831台。テスラの株価は2日の米株式市場で急伸。通常取引前の時間外で一時5%上昇した。

テスラにとって今年は波乱の年となっている。マスク氏は4月に大規模な人員縮小を発表し、最大20%の削減を目標としている。削減にはセールス部門の従業員も含まれており、販売低迷の一因になっている可能性がある。数年ぶりに発表した新モデル、サイバートラックの売れ行きも鈍い。

原題:Tesla Beats Estimates With Less-Drastic Drop in Vehicle Sales(抜粋)

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