米ISM製造業景気指数、6月は48.5 3カ月連続で50割れ
米製造業の景気指数は50を下回り、低調な結果となった。
新規受注は上昇したものの、生産と価格は低下した。
雇用指数も低下しており、製造業は厳しい状況にある。
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景気指数は48.5と、5月の48.7から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を3カ月連続で下回った。ロイターがまとめた市場予想は49.1だった。
先行指標となる新規受注指数は5月の45.4から49.3に上昇したものの依然として低調。生産指数は5月の50.2から48.5に低下した。
価格指数は5月の57.0から52.1に低下し、昨年12月以来の低水準となった。
供給業者の納入を示す指数は5月の48.9から49.8に上昇した。50を下回ると工場への納品が速いことを示す。
雇用指数は51.1から49.3に低下した。