SOMPOホールディングス RIZAPグループに300億円を出資

AI要約

損害保険大手のSOMPOホールディングスがRIZAPグループと業務提携を行い、新たな健康サービスを開発・提供することを発表。

SOMPOホールディングスは、RIZAPグループとの提携により、医療や介護分野で協業し、保険市場縮小に対応する。

RIZAPグループは資金を財務基盤の安定に充てつつ、低価格ジムの拡大で赤字を抱えており、提携に期待。

損害保険大手のSOMPOホールディングスがRIZAPグループと業務提携を行い、新たな健康サービスを作り出していくと発表しました。

SOMPOホールディングス 奥村幹夫 社長

「我々自身トランスフォーメーションしないといけない、変わっていかないといけない。我々にとって極めてプラスの効果をもたらすのではないか」

SOMPOホールディングスは、RIZAPグループとその子会社に300億円を出資して業務提携を行い、両社の持つデータを連携するなどして新たな健康サービスの開発・提供や医療や介護分野で協業を行っていくとしています。

人口減少で国内の保険市場が縮小する中、保険以外の分野を拡大する狙いがあります。

一方、RIZAPグループは低価格のジム「chocoZAP」の急拡大で2年連続の最終赤字となっていて、調達した資金を財務基盤の安定などに充てる考えです。