韓国カカオのイメージ生成AI、10月末にサービス終了…年内に出直し

AI要約

韓国ネット大手カカオが10月31日にイメージ生成AIサービス「カロ」を終了すると発表。

カロは望ましい成果が出ず、新たなAIサービスを年内に導入予定。

カカオブレーンが作ったAIビデオ生成アプリ「ビディスカバー」も終了し、関連するサービスは7月から8月にかけて終了する。

韓国カカオのイメージ生成AI、10月末にサービス終了…年内に出直し

【07月01日 KOREA WAVE】韓国ネット大手カカオがイメージ生成AIサービス「カロ(Karlo)」と関連したサービスを10月31日に全て終了する。

カロは、カカオブレーンによるサービスで「韓国版ミッドジャーニー(Midjourney)」と呼ばれたもの。だが、望ましい成果が出なかったことからサービスを終了し、年内に新たなAIサービスを出す。

AIイメージの新規生成は7月24日午後3時まで可能だ。すでに生成された画像は同日までに保存しなければならない。

カカオブレーンが作ったAIビデオ生成アプリ「ビディスカバー(B^DISCOVER)」もサービスを終了する。これはテキストでビデオを生成するなど、カロをベースに多様なAIコンテンツを作ることができるアプリだ。

決済は7月3日午前9時まで可能で、AIイメージ・AIビデオ・AIプロフィールなどすべての新規コンテンツ生成は8月4日午前0時まで可能だ。昨年11月、カカオブレーンが出したAIプロフィールサービスも7月31日まで続ける。

これに先立ってカカオはカカオブレーンの超巨大AIベースの言語モデルとイメージ生成モデルなどを営業譲渡し、組織を統合する手続きを経ている。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News