オーナーが語る!「CB250R」ってぶっちゃけどうなのよ!?【オーナーレビューまとめ】

AI要約

ホンダ「CB250R」の特徴や進化について紹介。

車重の軽さや最新テクノロジーの導入、改良点について述べられている。

2018年の登場から2022年の最新モデルまでの変遷を詳しく説明。

オーナーが語る!「CB250R」ってぶっちゃけどうなのよ!?【オーナーレビューまとめ】

ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。

今回は、ホンダ「CB250R」についてオーナーの生の声をお届けします!

文/Webikeプラス 谷田貝 洋暁

新世代CBシリーズには現在、CB1000R、CB650R/E-Clutch、CB250R、CB125Rの4機種5モデルがラインナップしており、250ccクラスのCB250Rは軽二輪クラスに属しています。

搭載するエンジンは、単気筒フルカウルモデルCBR250R(現在はカタログ落ち)、CRF250L/ラリーと同系統の水冷4ストロークDOHC 4バルブ単気筒…、なんて書くとフルカウルモデルCBR250Rの着せ替えモデルと思われてしまうかもしれませんが全く違います。

CB250Rの登場は2018年。“常にライダーが車両を支配している実感を持てるクラス最軽量の完成車重量(※1 250ccオンロードスポーツクラス/Honda調べ2018年3月時点 ) ”という命題を与えられて登場しました。

その車重はなんと142kg(ABS仕様でも144kg)! 当時のモデルのなかではかなり軽かったKTMの250デュークでも乾燥重量で149kgであったことを考えると相当な軽さです。この軽さを実現するために新設計のフレーム&スイングアーム、ホイールなどを採用。また軽量化だけでなく、バッテリー搭載位置を燃料タンクの真下にレイアウトするなど、重量配分の最適化による運動性能の向上、いわゆるマスの集中化も徹底的に行われています。

なかでも特徴的だったのは250ccクラス初(※1)のIMUを採用したことでしょう。2018年当時はABSの有り無しが選べましたがABS仕様には、なんと17モデルのCBR1000RRと同じボッシュ製5軸IMUを搭載していたのです。これは車体を軽くしすぎてハードブレーキング時に後輪が浮き上りやすくなったことを懸念してのこと。フロントブレーキ掛けすぎによるジャックナイフ状態からの前転を防止するためのABS制御に当時最先端の5軸IMUを使ったというわけです。

2019年のモデルチェンジではサスペンションのセッティングを柔らかくして足つき性をアップした他、ステップをスポーティなアルミ無垢材に変更。2022年には、さらにサスペンションをSHOWA製SFF-BF(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)化、アシストスリッパークラッチの新採用などを行って商品性をアップ。ただし、クラス最軽量の144kg(現在はABSモデルのみ)の車両重量は堅持しています。