KADOKAWA、情報漏えい確認 サイバー攻撃で

AI要約

KADOKAWAはランサムウエアの攻撃により情報が流出したことを確認し、個別に連絡するとともに問い合わせ窓口を設置した。

漏洩した情報にはクリエイターや取引先の契約書などが含まれており、傘下ドワンゴの従業員の個人情報も漏れた。

KADOKAWAは深くおわびし、情報の悪用に注意を呼び掛けている。

 KADOKAWAは28日、身代金目的でデータを暗号化するウイルス「ランサムウエア」の攻撃により、取引先などの情報が一部流出したことを確認したと発表した。

 漏えいがあった対象者に個別に連絡するとともに、専用の問い合わせ窓口を設置した。

 一部のクリエイターの個人情報や取引先との契約書といった取引先関係の情報のほか、傘下ドワンゴの全従業員の個人情報など社内情報も漏れた。KADOKAWAは「改めて深くおわびする」とのコメントを発表するとともに、流出した情報が悪用され、迷惑メールが届く可能性があるとして注意を呼び掛けている。