NY円、一時160円88銭 37年半ぶりの円安水準

AI要約

26日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が対ドルで37年半ぶりの安値を付け、対ユーロでも最安値更新の状況となった。

米長期金利の上昇や日米の金利差拡大を背景に、円安ドル高の流れが続いており、1ドル=160円88銭や1ドル=171円79銭という水準を記録した。

現在の状況では、1ドル=160円78~88銭、ユーロは1ユーロ=1.0675~85ドル、171円64~74銭で取引されている。

NY円、一時160円88銭 37年半ぶりの円安水準

 【ニューヨーク共同】26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=160円88銭を付けた。バブル経済期が始まった1986年12月以来、37年半ぶりの円安ドル高水準。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。

 欧米外国為替市場の円相場は対ユーロでも下落し、一時1ドル=171円79銭と、99年の単一通貨ユーロ導入以降の最安値を更新した。

 午後5時現在は前日比1円17銭円安ドル高の1ドル=160円78~88銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0675~85ドル、171円64~74銭。