服を減らす4つのヒント。手もとに残すべき、本当に必要なものを見極める

AI要約

リモートワークの普及により、カジュアルな服装が許容される雰囲気が広がっている。服の減らし方や選び方についての4つの方法を紹介。

1. 袖を通さなかった服は処分を考える。

2. 数回しか出番がない服はレンタルも検討。処分に困る服の使い道や自分の仕事やライフスタイルを見直して選ぶことが重要。

服を減らす4つのヒント。手もとに残すべき、本当に必要なものを見極める

リモートワークの普及により、仕事中でもカジュアルな服装が許容される雰囲気が広がってきました。スーツやジャケットなど、もう着ていない洋服もあるのでは?

働き方が変わりつつある今は、自分の服を見つめ直す絶好のタイミングです。

そこで今回は、服の減らし方や選び方について4つの方法をご紹介します。

1. 袖を通さなかった服は処分を考える

一年間袖を通さなかった服は、次のシーズンも着ないことが予想されます。特にコロナ禍で出番がなくなり、2~3年経過したにもかかわらず、一度も着ていない服があれば真っ先に処分を考えましょう。

体型が変わっている可能性もありますし、服のトレンドも少しずつ変化しているからです。

2. 数回しか出番がない服はレンタルもあり

処分を考えた服の中に、ドレスや礼服など、冠婚葬祭に関わる服がありませんでしたか?

思い返すと、これらの服は、コロナ禍前もそこまで出番が多いわけではなかったと思います。

成毛眞さんの著書『一秒で捨てろ!人生がときめく「逆転の整理術」』(株式会社PHP研究所・2019年)では、これらの服はレンタルの活用をおすすめしています。

私は洋服に対するこだわりがまったくないからかもしれないが、パーティー用のタキシードやドレスを買うのはもったいない、と昔から思っている。そう何度も使わないものにお金を費やすのは、ムダだと感じるのだ。まして、女性のドレスは、「何度も同じものを着ていると思われるのが嫌だから」と一度しか着ないこともあると聞く。そんな1回きりのものに数万円も出すのは理解できない。

そういう冠婚葬祭やパーティーなどの衣装は、レンタルに限る。

私は、結婚式やパーティーに招かれた際は、ディレクターズスーツなどをすべて会場のホテルで借りていた。

ドレスは、レンタル専門店で借りれば、2泊3日で数千円ぐらいから借りられるようだし、最近は個人間でシェアできるサービスも出てきている。1回しか着ていないドレスならば新品同様だし、流行りも押さえているだろうから利用しない手はない。

(『 一秒で捨てろ! 人生がときめく「逆転の整理術」』 より引用)

本当に自分が所有しておかなければならない服は、意外と多くないのかもしれません。出番が少ない服は、レンタルを考えてみてもいいでしょう。

3. 処分に困る服の使い道

多くの自治体や一部の衣料ブランドでは、リサイクルを促していますが、汚れがひどい服や下着などを出すことはできません。

そのような場合、自宅の雑巾にしたり、旅行の際に最後の役目を終えて宿泊先で廃棄するなどの方法があります。特に旅行では、荷物も減って一石二鳥です。筆者は、旅行の準備をするときに、寿命を迎えそうな服を優先的に持っていくようにしています。

4. 自分の仕事やライフスタイルを見直して選ぶ

服の選び方や買い方も見直すことが大切です。

下着やインナー、Tシャツなどは定番を決めてまとめ買いするといいでしょう。買った時期が同じであれば、ヨレたり穴が開いてくるタイミングも同じなので、効率的に処分できます。

シャツやセーター、アウターなどは、仕事やライフスタイルを見つめ直して選ぶことが重要です。在宅が多いのか、出社が増えたのか、その状況によって必要な服が変わってきますよね。

オンで着る服を選ぶときは、オフでも着回しやすい服を選ぶことが物を減らすことにもつながります。

アウトドアブランドやスポーツブランドの服は、機能や耐久性に優れているので、長く大切に使いたい場合は選択肢に入れていいかもしれません。