三和酒類が宇佐市に図書費を寄付 「宇佐郷土かるた」製作費にも活用

AI要約

三和酒類が宇佐市に100万円の寄付を行った。

寄付金は郷土・宇佐市の活性化に役立てられることがコメントされた。

寄付金は宇佐市の文化支援事業の一環であり、来年には「宇佐郷土かるた」が制作される。

三和酒類が宇佐市に図書費を寄付 「宇佐郷土かるた」製作費にも活用

  三和酒類は6月24日、大分県宇佐市の宇佐市役所を訪問し宇佐市に図書費として 100万円を寄付した。

 三和酒類の西和紀社長は「今回の寄付金についても貴重な文化財を保護するための用途に充てて頂くなど郷土・宇佐市の活性化につながる活動にお役立て頂きたい」とコメント。

 宇佐市の是永修治市長は「三和酒類様からトータル4900万円もの寄付金を贈呈頂き、宇佐市の誇る歴史や文化、資料の収集に有効活用させて頂いている。来年の市政20周年に『宇佐郷土かるた』を披露して地域を盛り上げていきたい。引き続きご支援を頂戴したい」と謝辞を述べた。

 同寄付は文化支援事業の一環として1985 年から毎年行っており、今年で 40 回目となる。累計寄付額は 4900万円。

 宇佐市では「三和文庫運営協議会」を設置し「三和文庫基金」として運営している。

 同基金は主に宇佐地域の郷土文化、歴史、文化財などに関する資料の収集や図書の発行に活用されている。

 来年3月に宇佐市合併20周年を迎えることから記念事業として,「宇佐郷土かるた」を作成する。

 今回の寄付金はその制作費にも充てられる。

 なお、昨年8月1日から10月末までかるたの文言となる読み札を募集したところ、全国から1304句の応募があった。

 「宇佐郷土かるた」は1000セットを制作する予定で宇佐市市内の幼・保施設や学校、選考された対象者に配布するほか、一般向けとして販売される。