TOPIX、1200銘柄に JPX、28年まで絞り込み 改革第2弾

AI要約

日本取引所グループ(JPX)は、2028年7月までにTOPIXの構成銘柄を1200銘柄に絞り込む方針を発表した。

改革の第2弾で、TOPIXに連動する投資信託の機能性向上を狙っている。

これに続く改革第1弾では、東証1部の流通株時価総額100億円未満の銘柄を順次除外している。

 日本取引所グループ(JPX)は19日、東証株価指数(TOPIX)の構成銘柄を、2028年7月までに1200銘柄に絞り込む方針を発表した。今年4月末時点の2100超から25年1月までに約1700に減らすことに続く、改革の第2弾となる。TOPIXに連動する投資信託の設定などで機能性を高めてもらうのが狙い。

 22年4月に市場区分を四つから三つに再編したことに併せて着手した改革第1弾では、旧東証1部全銘柄を対象に算出していたTOPIXについて、東証プライムの上場基準でもある「流通株の時価総額100億円」に満たない銘柄を順次、除外している。