トヨタ 豊田会長の再任賛成71% 前回から12ポイントあまり低下

AI要約

トヨタ自動車は株主総会で豊田章男会長の取締役再任案の賛成率が10ポイント以上低下したことを発表。

株主総会で豊田会長や10人の取締役が選任され、議案が承認された。

再任への反対がある中、トヨタグループの不正問題や認証不正が取りざたされる状況。

トヨタ 豊田会長の再任賛成71% 前回から12ポイントあまり低下

トヨタ自動車はきのう開催した株主総会で、豊田章男会長の取締役再任案の賛成率が去年よりも10ポイント以上低下したと明らかにしました。

トヨタ自動車はきのう開催した株主総会で、豊田章男会長や佐藤恒治社長など10人の取締役を選任する議案などが承認されました。

トヨタによりますと、このうち、豊田会長の取締役再任案について、賛成率が去年よりも12ポイントあまり低下して71.93%だったと明らかにしました。

豊田会長の再任をめぐっては、アメリカの議決権行使助言会社2社がグループ各社の不正に対して責任があるとして、株主に反対を推奨していました。

トヨタグループではダイハツ工業などで認証不正が明らかになっているほか、今月3日にはトヨタ自動車でも認証不正が発覚し、「ヤリスクロス」など3車種の生産を停止しています。