豊田会長の取締役選任、賛成率71%に

AI要約

トヨタ自動車が株主総会で豊田章男会長の取締役選任の賛成率が前年比で低下した。

豊田氏の選任を巡って不正行為の影響があった。

米議決権行使助言会社が株主に反対を推奨していた。

 トヨタ自動車 <7203> が18日開いた定時株主総会で、豊田章男会長の取締役選任への賛成率が71.93%と、前年の84.57%から約12ポイント低下したことが19日、分かった。豊田氏の選任を巡っては、同社グループで国の認証制度に絡む不正が相次ぎ発覚したことを踏まえ、米議決権行使助言会社のグラスルイスなどが株主に反対を推奨していた。