スマホ1台あればできる“副業” 定番は「フリマ」「ライティング」、インスタのDM代理返信は時給換算1000~1500円が相場

AI要約

スマホを使った副業のテクニックを紹介。季節やトレンドに合わせた出品がポイント。

商品写真の工夫や見せ方で売りやすさが変わる。仕入れ値より高く売れる方法も。

自粛生活で手作り品の販売も注目。ハンドメードアクセサリーやLINEスタンプを販売する人も増加。

スマホ1台あればできる“副業” 定番は「フリマ」「ライティング」、インスタのDM代理返信は時給換算1000~1500円が相場

 多くの人にとって生活必需品となっているスマホ。1台のスマホがあれば、「副業」で収入を増やすことも可能だ。そのテクニックを紹介しよう。

 スマホを使った副業といえば、メルカリなどのフリマサイトで不要品を売るのが定番。だが、出品する時期を読めるかどうかで、売り上げが大きく変わるかもしれない。『確実に月10万稼げる「令和の内職」SNSサポート副業』の著者でチームビジネスプロデューサーの土岐あいさんが話す。

「売れるのはブランド品や家電ばかりではありません。春先は入園入学式用の洋服、夏が近づくと水着など、季節の変わり目にその時々に合わせた“時期モノ”を出品するとよく売れます」

 何が売れるかはそのときの時代背景やトレンド次第で変化するが、より高く売れやすくなる基本戦略はあると、『「強み」「知識」「顔出し」ナシでも成功できるSNS共感起業』の著者・宮中清貴さんが言う。

「商品写真を撮るときは自然光やライトで明るく照らし、売りたいジャンルの傾向に合わせて撮影場所を変えてみましょう。テーブルにきれいなクロスを敷いた上に置いたり、手で持ってみたり、屋外で撮影するなど、商品を使用している雰囲気がより伝わりやすいようにすると売れやすい。売りたいジャンルで人気の出品物の傾向を分析して、まねするのがコツです」

 見せ方を工夫すれば仕入れ値より高く売れる場合もある。

「100円均一のほか、SHEINやTemuで仕入れた品物を未使用のままきれいに撮影して、買ったときよりも高く売る人もいます。中には、卸販売で安く大量に買った衣類を1着ずつ撮影・梱包して利益を出しているかたも」(土岐さん)

 コロナ禍での自粛生活では、ハンドメード品の販売に踏み切る人が増えた。消費生活アドバイザーの丸山晴美さんが語る。

「在宅時間を生かして手作りのアクセサリーを販売し、月に3万円近く稼げるようになった人もいます。また、LINEスタンプをつくって販売するのもいい。初期投資が不要なので、中学生でもできます」