AMDが調査、法執行機関と連携-ハッカー集団が情報盗んだと主張

AI要約

米AMDはハッカー集団による企業情報の盗難を調査中。

サイバー犯罪組織がAMDのデータを保有していると主張。

漏えいしたデータにはAMD製品情報や顧客データなどが含まれる可能性。

(ブルームバーグ): パソコン(PC)用プロセッサーメーカー2位の米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、ハッカー集団が同社の企業情報を盗んだと主張している件について調査を進めている。

AMDは発表資料で「当社のデータを盗んで保有していると主張するサイバー犯罪組織の存在をわれわれは把握している」とし、「この主張とデータの重要性を調査するため、法執行機関およびサードパーティーのホスティングパートナーと緊密に連携している」と説明した。

この発表資料は、「Intelbroker」と称するハッカー集団がAMDのシステムに侵入したとウェブサイト「ブリーチフォーラムズ」上で主張しているという報道を受けた問い合わせに答えたもの。

同報道によると、漏えいしたデータは今後のAMD製品の詳細や顧客データベース、財務記録などの重要情報だという。

18日の米株式市場でAMDは2.4%安で通常取引を終えた。

原題:AMD Is Investigating Claims That Company Data Was Stolen in Hack(抜粋)

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