半導体大手エヌビディア世界首位 時価総額、AI需要けん引

AI要約

エヌビディアの時価総額が18日のニューヨーク株式市場で世界首位になった。

人工知能(AI)ブームにより、エヌビディアの需要が急増しており、株価が上昇している。

時価総額上位3社が激しく競い合っている中、エヌビディアは急成長している。

 【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアの時価総額が18日のニューヨーク株式市場で一時、米マイクロソフト(MS)、米アップルを抜き初めて世界首位となった。生成人工知能(AI)ブームを背景に、エヌビディアのAI向け半導体の需要は急増しており、業績拡大への期待が同社の株価を押し上げる状況が続く。時価総額上位3社が激しく競り合う。

 エヌビディアの時価総額は今月5日に初めて3兆ドル(約473兆円)の大台を突破。それまでに3兆ドルに乗せたのはアップルとMSだけ。時価総額は昨年5月に1兆ドルを超えた後、今年2月に2兆ドルを超えており、エヌビディアの企業価値は急騰している。