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リコー、21年ぶりのフィルムカメラ「ペンタックス17」を7月発売…手動の巻き上げレバー実装
リコーは21年ぶりのフィルムカメラ「ペンタックス17」を発売。若年層に向けて「レトロ」な魅力をアピール。
「ハーフサイズ」のカメラで、撮影枚数が通常の2倍。縦長の写真が撮影できる。
フィルムカメラの人気が再燃し、他社もインスタントカメラなど新製品を投入。
リコーは18日、国内で21年ぶりとなるフィルムカメラの新機種「ペンタックス17」を7月12日に発売すると発表した。手動の巻き上げレバーや銀塩写真独特の風合いなど「レトロ」に興味を持つ若年層へ売り込みを図る。実売価格は税込み8万8000円前後。
市販の35ミリフィルムで1コマを半分ずつ使う「ハーフサイズ」のカメラで、撮影できる枚数は通常の2倍となり、フィルムのコストを抑えられる。そのまま構えると縦長の写真となるため、スマートフォンと同じ感覚で撮影できる。
リコーが最後にフィルムカメラを発売したのは2003年4月。若年層を中心にフィルムカメラの人気が高まっていることを受け、新機種の開発を進めてきた。
国内では、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」も人気があり、7月19日に新製品の発売を予定している。