大丸心斎橋が建て替え後初の大規模リニューアル ラグジュアリー強化

AI要約

大丸心斎橋店本館が今夏から来年にかけて大規模リニューアルを実施する。テナントの入れ替えや若年層の支持拡大を図るなど幅広い改革が予定されている。

世界と未来に向けて進化する百貨店をテーマに、ブティックや高感度なブランドを増やし、日本や大阪のコンテンツも充実させる。大阪・関西万博に向けて訪日客の増加も見込まれている。

7月から8月にかけてオープンする13店のうち、フレンチフライ専門店や会員制のインナービューティーサロンなどが含まれる。

大丸心斎橋が建て替え後初の大規模リニューアル ラグジュアリー強化

 大丸心斎橋店本館(大阪市中央区心斎橋筋1)が今夏から来年にかけて、大規模リニューアルを実施する。(なんば経済新聞)

 2019(平成31)年に建て替えられて以降、初めての大規模リニューアル。「世界と未来に向けて進化する百貨店」をテーマに、テナントの20パーセントに当たる約70店を入れ替える。

 前年度に20代~40代の若年層の売り上げシェアが拡大したことを受け、ブティックのほか全館にわたって「高感度な」ブランドをそろえ若年層の支持拡大を図るという。5月には店舗免税売り上げが過去最高を記録するなど大阪・関西万博に向けてさらに訪日客が増えることを予想し、伝統工芸やポップカルチャーなど、日本や大阪でしか体験できないコンテンツも充実させる。

 7月から8月にかけてオープンするのは13店。東京・広尾のフレンチフライ専門店「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」、管理栄養士などが専任で付く会員制のインナービューティーサロン「EstheProLabo SHINSAIBASHI (エステプロ・ラボ シンサイバシ)」など。