SWCC、細物平角線開発を推進

AI要約

SWCCは高占有率モーター向け細物平角線の開発を進めており、角Rを小さく加工することで、有効導体断面積が約7%向上している。

特殊モーター需要を捕捉するため、ロボットや医療向けの需要も考慮しており、コイル化した際に駆動パワーの向上が期待されている。

サンプル出荷を開始しており、2025年度の量産化を目指して製造工程の課題解決に取り組む中、さらなる用途拡大も視野に入れている。

 SWCCは高占有率モーター向け細物平角線の開発を進めている。角Rを小さく加工することで、有効導体断面積が従来品に比べて約7%向上。ロボットや医療向けの特殊モーター需要の捕捉を図る中、コイル化した際に駆動パワーの向上などが期待できるという。足元では一部で既にサンプル出荷を開始しており、今後は製造工程における課題の解決などにも取り組みつつ、さらなる用途拡大も視野に、早ければ2025年度の量産化を目指す。