日野自動車が大型トラック「プロフィア」改良、追加した機能は?

AI要約

日野自動車がプロフィアとハイブリッド車を改良し、安全性能や燃費改善に注力。価格も増額されたが、機能充実で効率化を図った。

改良では左折時や車線変更時の衝突危険性を軽減する様々な機能が追加され、運転手の安全をサポート。

デジタル化や装備の充実により、運転手や管理者の業務効率向上や法規対応に対応。走行モードの最適化で燃費も改善。

日野自動車が大型トラック「プロフィア」改良、追加した機能は?

日野自動車は大型トラック「プロフィア」と、同トラックのハイブリッド車(HV)タイプを一部改良し発売した。「左折巻き込み警報」や「車線変更警報」を新たに追加し、安全性能を向上。運転手の業務の効率化や車両の燃費改善につながる機能を充実させた。機能向上と法規対応などで、価格はプロフィアが従来モデル比197万5500円増額の2532万1000円(消費税抜き)、HVが同222万1500円増額の2878万500円(同)となった。販売目標は非公表。

今回の改良では右左折時や車線変更時に衝突の危険性が高まった際、ブザー音とピラー部の表示灯で運転手に注意を促す「サイトアラウンドモニターシステム」の検知範囲を拡大。左折時の左側方の移動物や、車線変更時の左右側方の移動物を検知する機能を追加した。

タコグラフをアナログからデジタルに変更し、運転手や管理者の業務効率に配慮。バックカメラ・モニターも標準で装備し、法規に対応した。フルオートマチック・トランスミッション「プロシフト12」搭載車は、走行モード「エコ」「ノーマル」「パワー」の変速制御を最適化でき、燃費改善につながる。