ハリー・ポッター施設1周年、地元の商店に立ち寄る外国人客も増加

AI要約

遊園地「としまえん」跡地に建設されたテーマパーク「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ― メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が16日、開業から1周年を迎えた。地元商店会なども様々な催しを開き、継続的な地域の活性化に力を入れている。

東京都内の練馬城址公園では16日、練馬区などの主催で「Toshimaenぶらりフェス」が開かれた。地元商店会など約10店が出店し、カステラなどが販売されたほか、近くのフォトスポットを巡ると、魔法使いなどの格好をした区の公式アニメキャラクター「ねり丸」のキーホルダーがもらえるデジタルスタンプラリーが始まった。

西武鉄道によると、施設の最寄り駅である豊島園駅の2023年度の乗降人員は、コロナ前の19年度に比べて3割以上増加。地元関連企業なども含めて、地域の活性化が促されている。

 遊園地「としまえん」跡地に建設されたテーマパーク「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ― メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が16日、開業から1周年を迎えた。地元商店会なども様々な催しを開き、継続的な地域の活性化に力を入れている。

 東京都内の練馬城址公園では16日、練馬区などの主催で「Toshimaenぶらりフェス」が開かれた。地元商店会など約10店が出店し、カステラなどが販売されたほか、近くのフォトスポットを巡ると、魔法使いなどの格好をした区の公式アニメキャラクター「ねり丸」のキーホルダーがもらえるデジタルスタンプラリーが始まった。

 西武鉄道によると、施設の最寄り駅である豊島園駅の2023年度の乗降人員(定期利用者除く)は、コロナ前の19年度に比べて3割以上増加。近くの春日町本通り商店会の志村大次郎会長も「道行く人の量が明らかに増え、入場前に店に立ち寄る外国人客も多い」と開業後の変化を喜ぶ。

 地元の飲食店などでは、魔法をモチーフにしたオリジナルメニューを提供したり、新たにフォトスポットを設置したりと、来場者に地域を周遊してもらうための取り組みを続けてきた。

 16日からは豊島園商店会とともに、スタジオツアー東京や商店会の加盟店、地元関連企業などの名称が入ったオリジナルコースター約40種を各店舗で配布。フェスの会場でも、日本大学芸術学部のコスプレ研究会の学生らがコースターを配ってアピールした。

 志村会長は「地元の店の団結を強め、来場者の方により多くの店を周遊してもらえるような取り組みを今後も続けていきたい」と話している。