燃費向上&安全装備充実で大幅魅力アップ! 三菱ミニキャブ トラック一部改良

AI要約

三菱が2024年5月27日にミニキャブ トラックの一部改良を発表。価格は110万3300円から。

改良内容は安全装備の強化や燃費向上など。販売台数が他車に比べ少ないため追い風が必要。

各グレードに機能追加や装備拡充、利便性向上を図る改良が施されている。

燃費向上&安全装備充実で大幅魅力アップ! 三菱ミニキャブ トラック一部改良

 2024年5月27日、三菱は軽トラック「ミニキャブ トラック」の一部改良を発表した。価格は110万3300円から。

文:ベストカーWeb編集部/写真:三菱

 ミニキャブトラックは、荷台フロア長2030mと広く、荷台床面地上高は650mmと低いため、多くの荷物を積載できて積み下ろしがしやすく、また室内幅1310mmとゆとりある室内空間を確保した、軽商用車です。

 最小回転半径3.6mと小回りが利き、ショートホイールベースで悪路走破性が高く、積載時の重量バランスにも優れている。

 グレードは充実装備の最上位グレード「G」、農業等での利用に適した装備を付したグレード「みのり」、基本装備のベーシックグレード「M」の3種類で展開している。

 今回の一部改良では、安全装備の強化のほか、5速マニュアルトランスミッション(M/T) 車にアイドリングストップ(オートストップ&ゴー)を追加して燃費向上を図るなどしている。

 2024年4月のミニキャブ トラックの販売台数はダイハツハイゼットトラックの5391台、スズキキャリィの3503台に対して181台と大きく水を開けられている形(全軽自協調べ)だが、今回の改良をぜひとも追い風にしたいところだ。

 ・各グレードの5M/T車にオートストップ&ゴー(AS&G)を追加し、燃費を最大約3%向上。

・全グレードにリャパーキングセンサー、およびメーター内のリャパーキングセンサー表示灯を標準装備し、安全性を向上。

・「G」、「みのり」の上位グレード2つに標準装備の後方誤発進抑制機能に、ブレーキ機能を追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減に貢献。

・最上位グレード「G 」にLED ヘッドライト、電動格納式リモコンドアミラーを採用するなど利便性を向上させました。また、外装色「クールカーキパールメタリック」を追加。

・「M 」「みのり」に、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備し、利便性を向上。