実質賃金減、過去最長に 24カ月連続、リーマン期超え

AI要約

厚生労働省が公表した3月の毎月勤労統計調査によると、実質賃金は前年比2.5%減少し、24カ月連続のマイナスを記録。給与総額は増加も0.6%にとどまり、家計への影響が懸念されている。

2024年の春闘では大企業での賃上げが見込まれる一方、中堅・中小企業の賃上げは限定的。実質賃金の転機が注目されている。

消費者物価指数の上昇に対して名目賃金の伸びが追いつかず、実質賃金のマイナスが過去最長記録となった。

実質賃金減、過去最長に 24カ月連続、リーマン期超え