ニュースワード「渋滞税」

AI要約

渋滞税は、市街地など特定地域を通る車両に課す税金で、渋滞緩和や大気汚染の改善を目的として導入されている。

英ロンドンなどでは渋滞税の導入により実際に混雑が和らいでおり、効果が確認されている。

ニューヨーク市では深刻な渋滞が起きており、運転手1人当たり年間約117時間、シカゴ、ボストンに次いで混雑度合いが高い。ニューヨーク州では乗用車やタクシーなどの車両に料金を徴収し、混雑緩和を図っている。

 渋滞税 渋滞緩和や大気汚染の改善を目的に、市街地など特定地域を通行する車両に課す税金。導入済みの英ロンドンなどでは、実際に混雑が和らぐ効果が出ている。米調査会社INRIXによると、ニューヨーク市では運転手1人当たり年間約117時間の渋滞に巻き込まれており、混雑度合いはシカゴ、ボストンに次いで深刻。ニューヨーク州では、時間帯や車両の種類によって異なるが、乗用車から15ドル(約2400円)、タクシーの利用客から1.25ドル(約200円)を徴収するといった料金体系が決まっていた。(時事)