米ミシガン大消費者信頼感、6月速報値は低下 インフレ懸念継続

AI要約

米ミシガン大学が14日発表した6月の消費者信頼感指数(速報値)は65.6と、前月の69.1から低下した。市場予想の72.0を下回った。

消費者心理が後退した原因として、物価高への懸念や所得の減少が挙げられる。しかしながら、消費者は景気の変化をあまり感じていないという指摘もある。

1年先のインフレ期待は3.3%で横ばい、5年先のインフレ期待は3.1%と上昇している。

米ミシガン大消費者信頼感、6月速報値は低下 インフレ懸念継続

[ワシントン 14日 ロイター] - 米ミシガン大学が14日発表した6月の消費者信頼感指数(速報値)は65.6と、前月の69.1(確報値)から低下した。市場予想の72.0を下回った。

消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は「物価高への懸念が若干高まり、所得も減少したことから、消費者心理が後退した」とした上で、「全体として、消費者は5月から景気の変化をほとんど感じていない」と述べた。

1年先のインフレ期待は3.3%と前月から横ばい。

5年先のインフレ期待は3.1%と、前月の3.0%から上昇した。