東証、午前終値3万8709円 続落、日銀決定前に様子見も

AI要約

14日午前の東京株式市場では日経平均株価が続落し、米国市場の下落を受けた影響が見られた。日銀金融政策決定会合結果発表前の様子見ムードが広がったものの、割安感の出た銘柄が買われる場面もあった。

午前終値は前日比11円45銭安の3万8709円02銭であり、TOPIXは7.22ポイント高の2739.00となった。

市場では日銀会合で国債の買い入れ減額が予想されており、その規模やペースに不透明感があり、買い注文は慎重な姿勢を見せた。

 14日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。前日の米国市場でダウ工業株30種平均が下落した流れを引き継いだ。日銀の金融政策決定会合の結果発表を前に、様子見ムードも目立った。ただ前日まで2日連続で値下がりした反動で割安感の出た銘柄が買われ、上昇に転じる場面もあった。

 午前終値は前日終値比11円45銭安の3万8709円02銭。東証株価指数(TOPIX)は7.22ポイント高の2739.00。

 市場は、日銀が今回の会合で、国債の買い入れ減額を決めると予想している。減額の規模やペースに不透明感があり、積極的な買い注文は手控えられた。