高校生のお小遣い平均は5279円 使う額を減らしたくないと思うものは?

AI要約

高校生の1カ月のお小遣い平均は5279円。自分の趣味にお金を削りたくないという考えが強い。

友だちとの飲食代や自分の趣味にお金を使いたいという嗜好が高い。イベントやライブなどのトキ消費が重要視されている。

洋服やコスメなどのモノ消費よりも、体験にお金を払うコト消費が主流になっている。調査は全国の高校生を対象に行われた。

高校生のお小遣い平均は5279円 使う額を減らしたくないと思うものは?

 高校生の1カ月のお小遣い平均は5279円──そんな調査結果を、リクルート(東京都千代田区)の運営する進路情報メディア「スタディサプリ進路」が発表した。自分自身の生活において、使う金額を削りたくないと思うものについては「自分の趣味のイベント・ライブ・映画・テーマパーク費用」が1位となった。

 高校生が1カ月にもらっているお小遣いの平均金額は「5279円」となった。2023年より329円増、2022年よりは303円減という結果になった。

 他の何かを我慢しても、お金をかけたい、使う額を減らしたくないと思うものを尋ねた。結果は、「友だち付き合い」においては「友だち/恋人との飲食代(ランチやカフェ)」(53.5%)が最も多く、「自分自身」においては「自分の趣味のイベント・ライブ・映画・テーマパーク費用」(30.5%)となった。

 「友だち付き合い」「自分自身」どちらにおいても、飲食の他に「イベント・ライブ・映画・テーマパーク費用」がランクインする形となった。洋服やコスメなどの「モノ消費」を抑え、その場でしか体験できないイベントやライブなどの「トキ消費」、体験にお金を払う「コト消費」がメインとなってきていることが分かった。

 調査は4月5~10日、全国の高校生男女682人を対象にインターネットで実施した。