日本郵便が10月1日から「はがき」「手紙」を値上げ…「85円切手」「110円切手」などを公開

AI要約

日本郵便が10月からの郵便料金の値上げに伴い新しい切手を公開した。85円切手と110円切手が登場し、以前の63円切手は販売終了となる。

10月1日からはがきの料金は63円から85円に、手紙の郵便料金は84円から110円に引き上げられる。30年ぶりの値上げで、収益の改善を狙っている。

郵便物の数が減少し、赤字が続いているため、値上げは避けられない状況。日本郵便は収益の向上を図るための取り組みとして値上げを実施する。

日本郵便が10月1日から「はがき」「手紙」を値上げ…「85円切手」「110円切手」などを公開

日本郵便は今年10月の郵便料金の値上げに伴い新たに発行される切手などを公開しました。

日本郵便がきょう公開したのは9月から販売を始める85円切手や110円切手など12種類です。はがきに使う85円切手は松をモチーフに、手紙用の110円切手は千鳥をモチーフにしています。

一方、現在の63円切手は販売を終了します。

また、日本郵便は10月1日からはがきの料金を63円から85円に、25グラム以下の手紙の郵便料金を84円から110円に引き上げ、レターパックや速達料金も値上げすると正式に発表しました。

手紙の郵便料金の値上げは消費税増税による値上げを除くと、1994年以来、30年ぶりです。

郵便物の数はピーク時と比べて4割以上減少。日本郵便では郵便事業が赤字となっていて、値上げを行うことで収益の改善につなげたい考えです。