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5月の企業物価2.4%上昇 伸び率過去最高
企業物価指数は5月に2.4%上昇し、過去最高の122.2に達した。
再エネ賦課金引き上げや非鉄金属価格の上昇、円安による輸入物価上昇が要因。
輸入物価は6.9%上昇し、企業間取引価格に大きな影響を与えている。
![5月の企業物価2.4%上昇 伸び率過去最高](/img/article/20240612/6668fd2e81047.jpg)
企業間で取引されるモノの価格水準を示す5月の企業物価指数は去年より2.4%上昇し、過去最高となりました。
日銀がきょう発表した5月の企業物価指数は速報値で去年と比べて2.4%上昇し、122.2となりました。
伸び率は比較可能な1980年以降で過去最高です。
再生可能エネルギーの普及のために電気代に上乗せされる「再エネ賦課金」の引き上げで電気代が値上がりしたことや、銅などの非鉄金属の価格が上がったことなどが要因です。
また、歴史的な円安が続いているため円ベースでみた輸入物価は、去年と比べて6.9%上昇し、大きく物価を押し上げています。