ユーロ圏投資家心理指数、6月はプラス転換 8カ月連続で上昇

AI要約

センティックスによる調査によれば、ユーロ圏投資家センチメント指数が8カ月連続で上昇し、5月のマイナスからプラスに転換した。

期待指数も上昇し、アナリストの予想を上回った一方、ドイツの現況指数は改善傾向にあるもののまだマイナスの状態であると報告されている。

調査は6─8日に実施され、投資家1276人を対象に行われた。

ユーロ圏投資家心理指数、6月はプラス転換 8カ月連続で上昇

[ベルリン 10日 ロイター] - 調査会社センティックスが10日発表した6月のユーロ圏投資家センチメント指数は8カ月連続で上昇し、5月のマイナス3.6から0.3へとプラス転換を果たした。

ロイター調査では、アナリストはマイナス1.8への上昇にとどまると予想していた。

期待指数は5月の7.8から10.0まで上昇した。

一方、ドイツの現況指数は5月のマイナス33.5からマイナス26.3に上昇。センティックスは「ドイツ経済の安定化は緩やかな進展にとどまっている」とした。

調査は投資家1276人を対象に6─8日に実施された。