![](/img/media/664e1be75f182.jpg)
ECBの利下げ開始は「適切」、FRBは慎重さ維持を=IMF
IMFのコザック報道官は、ユーロ圏ではインフレ抑制に進展が見られ、ECBによる利下げが適切であると述べた。
FEDは2024年に経済の減速が必要であり、利下げに慎重なアプローチを続けるべきと指摘。
米経済は底堅く、内需は堅調だが、労働市場に緩和が見られる状況である。
![ECBの利下げ開始は「適切」、FRBは慎重さ維持を=IMF](/img/article/20240607/6661e272aee62.jpg)
[ワシントン 6日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は6日、ユーロ圏ではインフレ抑制にかなり進展が見られたとし、欧州中央銀行(ECB)による利下げ開始は「適切」とした。その上で、ECBはデータに基づき「会合ごとの」アプローチを維持することが重要と述べた。
同時に、米経済は2024年に減速する必要があり、米連邦準備理事会(FRB)は利下げに慎重かつデータに基づいたアプローチを維持すべきと強調。米経済は底堅く、内需は引き続き堅調だが、労働市場には緩和の兆しが見られるとした。