ECBの利下げ開始は「適切」、FRBは慎重さ維持を=IMF

AI要約

IMFのコザック報道官は、ユーロ圏ではインフレ抑制に進展が見られ、ECBによる利下げが適切であると述べた。

FEDは2024年に経済の減速が必要であり、利下げに慎重なアプローチを続けるべきと指摘。

米経済は底堅く、内需は堅調だが、労働市場に緩和が見られる状況である。

ECBの利下げ開始は「適切」、FRBは慎重さ維持を=IMF

[ワシントン 6日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は6日、ユーロ圏ではインフレ抑制にかなり進展が見られたとし、欧州中央銀行(ECB)による利下げ開始は「適切」とした。その上で、ECBはデータに基づき「会合ごとの」アプローチを維持することが重要と述べた。

同時に、米経済は2024年に減速する必要があり、米連邦準備理事会(FRB)は利下げに慎重かつデータに基づいたアプローチを維持すべきと強調。米経済は底堅く、内需は引き続き堅調だが、労働市場には緩和の兆しが見られるとした。