印に合弁会社設立 ブレーキ部品生産 アドヴィックス

AI要約

アドヴィックスは、インドで自動車用ブレーキ部品を生産する合弁会社を設立する。合弁会社は主に横滑り防止装置(ESC)などの制御ブレーキ製品を生産する予定。

アドヴィックスは、現地のブレーキメーカーと共同出資し、インド事業を強化する。新たなチーフインディアオフィサーの配置など、インド市場に積極的に取り組んでいる。

 アドヴィックス(本社刈谷市)は5日、インドで自動車用ブレーキ部品を生産する合弁会社を7月に設立すると発表した。現地のブレーキメーカー、Brakes India(BI社)と共同出資で、アドヴィックスは49%出資する。

 合弁会社の社名は、BIADS India。所在地はタミル・ナドゥ州。横滑り防止装置(ESC)などの制御ブレーキ製品を生産する予定。

 アドヴィックスは、2012年にインドで生産販売会社を設立し、現地生産を進めてきた。今年4月にはインド事業の意思決定の迅速化を図るため、新たな役職としてチーフインディアオフィサーを配置している。