パナ子会社、米で認証取り消し 電子材料製品111種類

AI要約

パナソニックホールディングス子会社であるパナソニックインダストリーが米国第三者機関から認証を取り消されたことを発表しました。

不正行為が原因で、車載や家電に使用される111種類の電子材料製品の認証が取り消されたとされています。

インダストリー社は再び認証を受けるために、不正行為の報告と調査を行っており、顧客の要望にも対応していく方針です。

 パナソニックホールディングス(HD)子会社で電子部品などを扱うパナソニックインダストリーは3日、車載や家電に使う111種類の電子材料製品が米国第三者機関から取り消されたと発表した。

 インダストリー社は1月、認証を受けた規格とは違う配合の製品を生産したり、登録データの改ざんを行ったりしていたと発表した。

 認証が取り消されたのは、コンセントのプラスチック部分などに使う成形材料62種類と半導体などの封止材料49種類。インダストリー社は米第三者機関に不正行為を報告し、調査を受けていた。顧客の要望も踏まえ認証再取得を検討していく。