マツダ、エアバッグ試験で不正 5車種は注文3500件

AI要約

マツダは国内市場向けの5車種で型式指定申請の不正行為を認めた。衝突試験でエアバッグの起爆方法に外部装置を使用する不正が発覚した。

不正行為があった車種には約3500件の注文が入っていると報告されており、顧客に大きな影響が出ている。

マツダの毛籠勝弘社長は記者会見で謝罪し、問題解決に向けて速やかに取り組む姿勢を示した。

マツダ、エアバッグ試験で不正 5車種は注文3500件

 マツダは3日、国内市場向けの5車種で型式指定申請の不正行為を確認したと発表した。衝突時の試験では、エアバッグを車載センサーによる自然起爆ではなく、外部装置を用いて時間指定で起爆させていた。

 不正があった車種については顧客から約3500件の注文が入っているという。記者会見で毛籠勝弘社長は「大変ご迷惑をおかけしている。再び出荷できるように速やかに取り組む」と述べた。【福富智】