フーシ派が100人超の「囚人」解放、誘拐された民間人と政府は非難

AI要約

イエメンのフーシ派が首都サヌアで100人以上の政府兵士を解放

解放された者は病人や負傷者、高齢者が含まれ、人道的なケースが大半

政府は解放されたのは民間人であり、フーシ派の罪が免除されるわけではないと指摘

フーシ派が100人超の「囚人」解放、誘拐された民間人と政府は非難

Mohammed Ghobari

[サナア 26日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は26日、100人以上を首都サヌアで解放したと明らかにした。囚人に恩赦を与え、家族のもとに返す人道的な取り組みと主張した。

フーシ派捕虜問題委員会のアブドゥルカデル・アル・ムルタダ代表は、解放したのは戦場で拘束した政府の兵士で、病人や負傷者、高齢者が含まれ、大半は人道的なケースだと説明した。

一方、イエメン政府は、拘束されていたのは兵士ではなく、フーシ派が家やモスク、職場から誘拐した民間人だと主張。こうした犠牲者を解放してもフーシ派が犯した罪が免除されるわけではないと指摘した。