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ロシア核演習「緊張の高まり示さず」、確約を順守=プーチン氏
プーチン大統領は、ロシアが定期的に核演習を行っていることを明らかにし、戦術核兵器の使用を想定した演習は緊張の高まりを示すものではないと述べた。
ロシア軍はプーチン大統領の命令に基づき、戦術核兵器の使用を想定した演習を開始し、ベラルーシが初めて参加した。プーチン氏は核関連の確約を順守する考えを示した。
プーチン氏とベラルーシのルカシェンコ大統領は、制裁に対抗するために産業と技術分野での協力を強化することで合意した。
![ロシア核演習「緊張の高まり示さず」、確約を順守=プーチン氏](/img/article/20240525/6651051526c52.jpg)
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は24日、ロシアは定期的に核演習を実施しているとし、今週開始した戦術核兵器の使用を想定した演習は緊張の高まりを示すものではないと述べた。
ロシア軍は21日、プーチン大統領の命令に基づき、戦術核兵器の使用を想定した演習を開始したと発表。プーチン氏は訪問先のベラルーシで行った記者会見で、今回の演習の唯一の違いはベラルーシが参加することだと語った。
また、核演習について「核兵器に関する確約を完全に順守する」と述べた。
ロシアは昨年、ベラルーシに戦術核ミサイルを配備すると発表している。
プーチン氏はミンスクでベラルーシのルカシェンコ大統領と2日間にわたり会談。両首脳は西側諸国の制裁を受け、産業と技術分野での協力を強化することで合意した。